皆さん、こんにちは!中国生活便利帳です。前回の中国のシェアサイクルサービス・Mobikeの利用登録方法を紹介しました。
今回の記事はその続編、
シェアサイクルに乗る前の点検事項についてです。
今回の記事の内容はMobikeに限らず、全ての中国のシェアサイクルを使用する際にも関わる事項です。
阿信も最近シェアサイクルの使用を始めましたが、この乗る前の点検を怠り、快適なシェアサイクルライフの筈が要らぬ疲労をしただけだった、というトホホな目に遭ったりもしています。
今回の記事内容、しっかり見てくださいね。
目次
シェアサイクルに乗る前にチェック!
シェアサイクルの利用前に以下の項目が大丈夫か確認しましょう。
①スマホがネットワークに接続しているか
②スマホの電池は十分にあるか
③天候、荷物的に安全な走行が保てるか←重要
④自転車本体の安全点検 ←超重要
①、②はそれほど心配しなくても大丈夫かと思いますが、大事なのは③と④。特に④はしっかりとチェックして頂きたい項目です。
というのも、シェアサイクルサービスの運営開始から2年ほど経っている現在、自転車の故障率がどんどん上がっているんです。
これまでのしゃんはいさくらの経験で言うと、
チェーンが外れていた
サドルが歪んでいた
カゴが突然落ちた
ハンドルが歪んで乗りにくかった
ベルが無くなっていた
ブレーキが片方効かなかった
ブレーキが両方効かなくなっていた
などのトラブルがありました。
両ブレーキのトラブルは乗ってから気づいたので対応が大変でした。気づいてすぐに歩道の縁石にタイヤを摩擦させて半分倒れながら停止させ、近くの別の自転車とチェンジしました。
それ以来、自転車に乗る前には必ず安全点検をするようにしています。
シェアサイクル乗車前安全点検項目はこちら!
QRコードをスキャンする前に点検しておきたいのは以下の項目です。もしスキャン後にトラブルがわかった場合、クレームを送信すれば料金が戻ってくる場合もあるものの、できればスキャン前にチェックして面倒な手続きや損失を未然に防ぎたいですね。
その1 チェーンのチェック
ペダルを蹴ってチェーンが回ればOK、外れているとペダルだけが空回りします。
その2 サドルのチェック
軽く叩いてみてグラグラしていないかチェック。安全な走行の為に、できれば高さを調節しておくのが望ましい。
その3 ブレーキチェック
必須項目。ブレーキをしっかり握って効き具合を確認しましょう。硬すぎて握れなかったり、ワイヤーがゆるゆるでブレーキとして機能を果たさなかったりの故障車が多いです。
以上はシェアサイクルに乗る前の必須チェック事項。
お次は時間の余裕がある時、またはしっかりシェアサイクルライフを楽しみたい人向けの追加チェック事項を紹介します。
オプション1 お天気&道路状況チェック
特にモバイクのシェア自転車の欠点として、タイヤの泥除けがない、または極端に短い仕様になっていることが挙げられます。
中国の道路は軒並み汚いので、跳ね上がってくるのは真っ黒の泥&油しぶきです。雨上がりの日の道路では泥除けがあるモバイクでもリュックやアウターが汚れる可能性がありますのでご注意ください。
↑シェアサイクルによって泥除けの形状が様々です。泥除けだけで言えば黄色のofoが一番良いですね
オプション2 前カゴの有無
初期に投入されたmobikeのシェアサイクルには前カゴがありません。大荷物の場合は別の自転車にしましょう。また、前カゴがついていてもユラユラしている場合があるので、乗る前にきちんと固定されているか手で確認しましょう。
点検をおこたった阿信のトホホ話
乗る前にきちんと自転車の各部分を見ておかないと、乗った後で「これじゃなかった・・・」と後悔することになります。
最近シェアサイクルに乗り始めた阿信、ろくに事前確認せずに乗ったところ、片方のブレーキが全くきかず、おまけにペダルが異様に重く、漕ぐのにかなりの力が必要な自転車でした。
信号が青になってみなが発進する中、私の自転車だけスタートが異様にのろく、おまけに後ろからどんどん抜かされていく。抜かされるのは構わないのですが、とにかくペダルが重くてこいでもこいでもスピードが出ないんです。
「ハァハァ疲れた・・・こりゃ歩く方がなんぼか楽かもしれない」と感じたところでバス停が。表示を見ると、我が家の最寄りバス停まで行くバスがあと数分で着くではないですか!ソッコーで乗り捨ててバスに乗り換えました。
こうしてバス代を節約できてラッキー♪のはずが、シェアサイクル代+バス代になったわけです。1元無駄しただけですけれどね・・・。
さぁ、自転車の点検はOKですか?ではスマホを出して利用開始です。
次回の記事はお待ちかね!mobikeのシェアサイクルに乗る方法をご紹介します。