こんにちは!中国生活便利帳です。今日は中国赴任初日から活用できるレストランで使う中国語をご紹介します。
目次
中国赴任当初は外食が続きがち
無事に新居に到着し、スーツケースから荷物を出して時計を見たらもう夕食の時間。初日から台所で食事の支度することもないでしょうし、場合によってはしばらく外食が続くかも知れません。
でも・・・周りのレストランはどこも中国語での接客になります。中国語・・・来たばかりでちょっと不安・・・
でも大丈夫!今日の表現を覚えて、楽しくお食事してくださいね。
レストランに入ったら聞かれるこの一言
jǐ wèi /ジー3ウェイ4?
⇒(訳)何名様ですか?
レストランに入ったらまず聞かれるのがこの表現。言えなくても構いませんがまずは聞けるようになりましょう。
こちらの人数を伝える場合は、
〇wèi/〇ウェイ4
⇒(訳)〇人です。
と答えれば良いです。
こんどこそ!中国語のワークショップを参考に、中国語の数を言えるようにしておきましょう。
中国語に自信がなければ指で数を示しましょう。
※中国では6以上の表し方が日本と異なります。できなくても伝わらない事はまずないですが、参考までに。
席を確保したらメニューをGet!
大抵の場合は従業員がすぐにメニューを持ってきてくれるのですが、忘れられることもあります。
メニューを持ってきて欲しい時は、従業員にこう声かけしましょう。
nǐhǎo! gěiwǒ càidān/ニー3ハオ3!ゲイ3ウォー3ツァイ4ダン1
⇒(訳)すみません、メニュー下さい。
※最近の上海では従業員に対して「你好!」と声かけする人が増えています。
中国語での呼びかけについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考に。
中国語に自信のない方は、上の中国語をメモするなどして伝えてください。無事にメニューが手に入ったら、写真や料理名を見ながら、好みの料理を注文します。
いよいよ注文
頼みたいメニューが決まり注文の際に従業員を呼ぶ時は、
nǐhǎo!wǒyào diǎndān/diǎncài/ニー3ハオ3!ウォー3ヤオ4ディエン3ダン1/ディエン3ツァイ4
→(訳)すみません、注文お願いします。
と声かけしましょう。
料理の注文は指差しがイチバン!
中国に来たばかりでも注文できる一番簡単な方法は「指差し」です。中国生活が長い筆者たちでも基本指差し注文ですよ!
料理の名前をいちいち正しく言うのは大変ですし、指差し注文する方が間違いがなく楽チンです。こちらの表現をベースに、指をさしながら言いましょう。数はジェスチャーで注文できます。
wǒyào zhège /ウォー3ヤオ4チェイ4ガ
⇒(訳)これください。
お店によっては料理に番号がついている場合があります。その場合は番号を伝えても良いですね。いずれにしてもメニューを指差しながら注文するのが確実です。
注文が終わったらレシートのような紙を持って来ますので、不安な場合は念のために注文した料理を確認しておきましょう。
注文した料理がちっとも来ない場合は…
最近は多くのレストランで注文管理システムが導入されていて、厨房では基本的に注文を受けた順に料理が作られていますが、操作ミス、配膳ミス、在庫がなくなって新たに作っている場合などで注文した料理がちっとも運ばれてこないことがあります。
注文表がテーブルにある場合は、指差ししてこれが来ていないと伝えてみましょう。
nǐhǎo!zhègècài háiméilái/ニー3ハオ3!チェイ4ガ ツァイ4ハイ2メイ2ライ2
⇒(訳)これがまだ来てません。
従業員さんが厨房に確認に行ってくれます。
中国のレストランはいかなるメニューも持ち帰りOK!
あー、食べた食べた。この残ったお料理はどうしよう?
駐在前に情報収集していてこんな表現を見聞きしたことはないでしょうか?
dǎbāo/ダー3パオ1
打包とは「荷造りする」という意味です。料理を持ち帰りたい時には
wǒyào dǎbāo /ウォー3ヤオ4ダー3パオ1
⇒(訳)お持ち帰りしたい
と伝えると、「お持ち帰りしたい」の意味になり、従業員がタッパーを持ってきてくれます。
筆者の友人が以前広州に3年ほど駐在していたのですが、友人が最初に覚えた中国語がこの「打包」だと言っていました。日本では安全面での考慮と文化的な背景からお持ち帰りすることがあまり多くありませんが、中国では余ったお料理を持ち帰るのがあたりまえ。
人によっては、おてふきタオルさえ持ち帰ります(筆者も質の良いタオルは持ち帰ります)。
不要な場合はもちろん持ち帰らなくて構いませんが、食べきれなくて捨てるのがもったいないと思う場合は、遠慮なく“打包”と伝えて、お持ち帰りしましょう。
お支払いは現金でもカードでもスマホでも!
中国のレストランでは基本的に座っている席での会計となります。従業員をテーブルまで呼んでこう伝えましょう。
nǐhǎo!wǒyào mǎidān/jiézhàng/ニー3ハオ3!ウォー3ヤオ4マイ3ダン1/ジエ2チャン4
⇒(訳)すみません、お会計お願いします。
簡単に你好!で呼び掛けて振り向いたら
mǎidān/マイ3ダン1
⇒お会計
の一言でもOK。
中国の多くのレストランでは複数の支払い方法が利用できます。
1、現金
2、アリペイ
3、ウィーチャットペイ
4、クレジットカード(or銀聯マークのあるデビッドカード)
アリペイで支払いたい場合はこう伝えましょう。
kěyǐ yòng zhīfùbǎo ma/クー3イー3ヨン4ジー1フー4バオ3マ
⇒(訳)アリペイ使えますか?
ウィーチャットペイで支払いたい場合はこう伝えましょう。
kěyǐ yòng wēixìn ma/クー3イー3ヨン4ウェイ1シン4マ
⇒(訳)アリペイ(ウィーチャットペイ)使えますか?
クレジットカードで支払いたい場合
néng yòng xìnyòngkǎ ma/ノ(ナ)ン2ヨン4シン4ヨン4カー3マ
⇒(訳)クレジットカード使えますか?
お帰りは忘れ物のないように
お会計を済ませ、持ち帰りの準備ができたら最後に忘れ物がないかチェックしましょう。机の上にケータイを忘れてしまったり、お財布をカバンにしまうのを忘れてしまったり…。
お会計の時にスマホや財布をカバンから出しますし、食事が終わった後のテーブルは残ったお皿などでゴチャゴチャしていることが多いので、見逃してしまうことがあります。紛失したものはほとんど戻ってこないのが中国です。
せっかくの楽しいお食事が辛い経験となってしまわれませんよう、最後までしっかり確認してお帰り下さいね。
レストランもアプリで予約できる便利な時代ですよー
カフェで使う中国語の記事もどうぞ!